目に見えない部分も、誠心誠意、モノづくりするのがNiploです。

人を知る2023/04/23

目に見えない部分も、誠心誠意、モノづくりするのがNiploです。

R.M 製造職/2020年入社

NIPLO MATSUYAMA  RECRUITING SITE

農業に親しんだ工作少年は、
夢叶い、Niploへ入社しました。

私は小さい頃からつくるのが好きな工作少年で、物置きやピザ窯を自作していました。そして、将来エンジニアになることも当然の道だと思っていました。また、祖父が農家だったため、土いじりも大好きで、よく祖父が運転するトラクターに乗せてもらい、一緒に土を耕していました。その時、トラクターについていたロータリーの色は赤でした。つまり、Niplo製品とは幼少期から縁があったのだと思います。小学生の時には、本社工場に社会科見学もしてますし、当社は少年期からの私の第一志望企業だったんです。

先輩がどんどん後押しをしてくれる。
失敗を恐れず挑戦する風土が根付いています。

入社以来、製造部溶接課に所属し、均平板(きんぺいばん)の溶接を担当しています。均平板というのは、耕した土を均等に平らな表面にしていくための役割を持っていて、ロータリーに欠かせない機能です。均平板の溶接は2段階あり、それが仮付け溶接と本溶接です。本溶接はロボットが行うため、溶接箇所のティーチング(プログラミング)を行いますが、これが簡単ではありません。当社のロータリー製品は種類も多く、種類ごとに均平版の面積や厚みも違います。厚みが変われば、電圧量や溶接スピードの設定も変える必要があり、こればかりは経験や勘が必要になります。私の経験量では1回のティーチングで成功することはなかなかなく、毎回ドキドキします。でも、先輩から「失敗したら俺が直すから、どんどん挑戦しよう!」と言ってもらえ、失敗を恐れずに日々挑戦しています。

「頑丈で壊れにくい」という評判。
その期待に応え続けていきたい。

仮付け溶接は、本溶接の前に溶接箇所を決め、製品の形を決める役割を担います。これは人の手で溶接を行います。現在販売されている当社製品はほぼすべてロボットで溶接していますが、旧型製品の中には、丸ごと人の手による溶接で造られている製品もあります。旧型の均平板の製造を行う場合は、私たちが直接溶接します。なかなか大変な作業ではありますが、長期にわたり当社製品を愛用してくれている農家さんのことを思うと、とてもありがたいことですし、役に立ちたいという思いが湧いてきますね。Niploブランドのもっぱらの評判は、「頑丈で壊れにくい」こと。この期待に応え続けていくためにも、製造部の責任は大きいと思います。品質の高さは製造によるところも大きいので、見えない部分も含めて、丁寧に製造していきたいですね。

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