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環境・CSRCSR

環境レポート

松山株式会社 2009環境活動レポートMATSUYAMA CSR REPORT 2009

理念

21世紀は環境と食の世紀といわれています。農業は環境と食を守る旗手です。農業を通して、美しい郷土、きれいな日本、そして地球環境保全に努め、循環型社会形成のために貢献することが松山株式会社の使命です。
国蝶「おおむらさき」の生息している、美しい自然を起点として、地域、長野県、日本、地球規模で求められている環境対策に貢献します。

環境方針

・環境保全型農業を支援する機械類の開発をします。

資源の有効活用・環境負荷の軽減・低燃費・減肥料栽培体系など、環境にやさしい農業を支援する作業機を開発します。

・地球温暖化を防ぐための施策をおこないます。

電力、上水道、ガス、灯油の使用量を削減し、二酸化炭素の排出を抑制し、省エネルギーに努めます。
雨水の活用を図り、上水道の使用量を削減します。

・リサイクルや使用抑制を図り、限りある資源を大切に使います。

紙の分別をおこない、再資源化を図ります。
再生紙の使用を徹底します。
紙の使用量を削減します。
古着・古毛布を集め、再利用をします。

・調整池の水質を浄化し富養化を防ぎます。

・グリーン購入を進めます。

・広大な社有林の管理に努めます。

農薬の使用場所を限定し、社有林内では使わない。
間伐を計画的におこない、遊歩道を整備し里山を地域に開放します。
松くい虫の被害を環境にやさしい施策「樹幹注入」で防ぎ、後世に赤松林を残します。
「おおむらさき」の保全をおこない、観察会等を実施し地域に公開します。

・法を守ります。

環境関連法規や地域条例を遵守し、地域社会の環境保全に寄与します。

以上の方針のもと、松山株式会社は、社員全員が取組み活動します。

2008年1月1日制定
松山株式会社 本社工場
取締役社長 松山 信久

事業の概要

事業者名および代表者名

松山株式会社
代表取締役社長 松山 信久

所在地

本社
長野県上田市塩川5155
物流センター
長野県上田市塩川2949
北海道営業所
北海道岩見沢市栗沢町由良194-5
旭川出張所
北海道旭川市永山町8-32
帯広出張所
北海道河西郡芽室町東芽室北1線18-10
東北営業所
宮城県大崎市古川清水3丁目石田24-11
関東営業所
栃木県栃木市大平町横堀みずほ5-3
長野営業所
長野県上田市塩川2949
岡山営業所
岡山県津山市綾部1764-2
九州営業所
熊本県宇土市松山町1134-10
南九州出張所
宮崎県都城市甲斐元町3389-1

本社工場のみが対象であり、残りの組織については2年後までに活動対象計画中です。

環境保全関係の責任者・担当者連絡先

責任者
取締役総務部長 林 清弘
担当者
総務部総務課主任 森 史彦
連絡先
TEL 0268-42-7500 FAX 0268-42-7520

事業の内容

農業機械製造販売

事業の規模

製品出荷額
155億円
全従業員数
315名
EA21対象人数
214名
本社工場延べ床面積
19,966m²

EA21推進体制

【対象外組織】1年後までに活動対象計画中        

環境管理委員会

委員長
取締役社長 松山信久
副委員長
取締役総務部長 林 清弘
事務局
総務課長 小崎 浩
総務課係長 清水 信男
総務課主任 森 史彦
統括
専務取締役 清水 英一
総務部
取締役総務部長 林 清弘
資材部
取締役資材部長 宮本 一正
製造部
取締役製造部長 宮沢 彰夫
営業部
取締役営業部長 山下 祐二
開発部
開発部長 村山 生夫

環境管理委員会専門部会

事務所空調温度管理部会
部会長/総務課長 小崎 浩
工場暖房温度管理部会
部会長/機械課兼特作課長 海瀬 秀樹
紙分別リサイクル再生紙使用部会
部会長/総務部 山浦 淳一
調整池水質改善部会
部会長/技術課係長 北村 正彦
オオムラサキ保全部会
部会長/総務部 山浦 淳一

環境目標とその実績

当社は以下に記載の目標を掲げて環境活動に取り組んできました。

主要な環境目標と環境負荷・実績

目的項目実施項目単位2009年度2008年度2007年度
目標実績実績実績
二酸化炭素排出量の削減電力使用量Kwh2,117,3212,122,6292,160,5322,295,854
前年比2%削減-1.8%-5.9%-2.7%
ガス使用量t263260268262
前年比2%削減-3%2.2%-4.7%
空調における灯油使用量t7065.67173
前年比2%削減-7.6%-2.3%-27.0%
廃棄物排出量の削減燃やすしかないゴミの 焼却量Kg2,6703,1402,8103,710
前年比5%削減11.7%-24.3%-47.0%
紙(帳票)使用量Kg4394204621,260
前年比5%削減-9%-63.3%-18.1%
紙(コピー用紙)使用量Kg3,2403,3123,4103,202
前年比5%削減-2.9%6.5%-8.0%
ウエス購入量Kg8699309151,275
前年比5%削減1.6%-28.2%-22.7%
総排水量の削減上水道使用量t11,47910,12611,7139,465
前年比2%削減-13.5%23.8%-31.0%

2009年環境活動計画の内容と取組結果の評価

今年以降の目標

2010年度も引続き「環境保全型農業」を支援する作業機の開発を行います。
電力使用量、上下水道使用量、ガス・灯油使用量の削減を図り限りある資源を大切に使用します。「燃やすしかないゴミ」の焼却量・ウエス購入量を削減します。紙を大切に使用します。
国蝶「オオムラサキ」の生息は自然環境と深く結びついています。社有林の手入れを学び、四季折々地域に公開できる里山として育成を図ります。
本年は2009年の実績を基準に環境目標を設定し直しました。各削減目標は次の通りです。

2010年度以降の目標値 年間(1-12月)

2010年度2011年度2012年度
電力使用量 (KWh/年)
空調におけるガス使用量 (t/年)
空調における灯油使用量 (kl/年)
2,080,176(2%減)
255(2%減)
64.2(2%減)
2,038,572(2%減)
255
64.2
1,997,801(2%減)
255
64.2
燃やすしかないゴミの焼却量 (kg/年)
紙(帳票)使用量 (kg/年)
紙(コピー用紙)使用量 (kg/年)
ウエス購入量 (kg/年)
3,077(2%減)
420
3,312
911(2%減)
3,015(2%減)
420
3,312
893(2%減)
2,955(2%減)
420
3,312
875(2%減)
上水道使用量 (t/年)9,923(2%減)9,725(2%減)9,531(2%減)

環境関連法規への違反、訴訟等の有無

地域条例をはじめ関係法令の見直しを実施しました。
関係機関や地域周辺等から特に指摘はありませんでした。
また、訴訟等も同様です。

代表者による全体の評価

エコアクション21認証取得から5年が経過しました。使用量などの実績を見ると削減量の減少、項目によっては増大もあり環境活動の過渡期に入っていると思われます。活動が型にはまっている面もあり、今以上の削減を達成する為には、現在行っている活動に加え新規のプラスアルファが欲しいところです。簡単に出来る事ではありませんが、長期的な視野に立ってより効果的な活動を模索し、環境方針に沿った企業を目指したいと思います。

社業である農業用作業機の製造では「環境保全型農業」への支援や「省資源」を重要なコンセプトの一つとして商品開発に取り組んでおります。昨年は車速連動シーダーの完成など少しずつではありますが、成果が出てまいりました。今後も社業を通して、農業を通して環境対策に貢献していきたいと思います。

環境に対する意識は社員個々に温度差がありますが、地道に環境活動を行い一人一人の啓発をはかり、全社員の努力で目標達成を目指します。

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