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バーチカルハローFGRシリーズ

FGR2500C(ゲージローラー仕様)

パッカーローラー仕様

作業風景

タイン

  • 大型トラクター向け(70~170㎰)
    高速砕土・整地作業機

    • 縦軸回転のタインにより、下層の残渣を持ち上げず、高速で砕土・整地作業が可能
    • 爪による硬盤形成が少なく、機体後方のローラーにより透水性・通気性に富んだ播種床を形成
    • 転圧効果が高く乾燥した圃場向けのケージローラー仕様と、土詰まりが少なく粘土質圃場に適したパッカーローラー仕様の二種類用意
    • タインは両刃でミッションギアの組換えで正転・逆転の切替可能
    • トラクターのタイヤ踏圧を膨軟にするザクリコを標準装備
    • カム式クラッチジョイント採用で、大きな衝撃が加わるとトラクタ動力を遮 断、機体の故障を防ぐ
    • 楕円形フランジと独自タイン

      ニプロオリジナルタインは楕円形フランジに取り付けられています。
      楕円型フランジはフランジ寸法が変化しながら左右に動くため石の噛み込みが少なく、更に土の流れが良くなり快適作業が行えます。
      タインは両刃となっており、ミッションのギア組替で正転、逆転での使い分けが可能です。正転で使用すると整地効果が高く、逆転で使用すると土の上下の混和が良くなります。

    • ザクリコ

      トラクタのタイヤによる踏圧を膨軟にするザクリコを左右に装備しています。
      ザクリコはトラクタのタイヤ幅に合わせることが可能です。また本数を増やすこともできます。

    • サイドプレート

      サイドプレートはタインによる土の飛散を防止します。可動式のため石等の衝撃に対して上方向に逃げて破損を防止します。

    • 2Lヒッチ/スイングヒッチ

      ロワーリンク2点ワンタッチ装着方式(2Lヒッチ)を採用。
      またスイングヒッチ採用で傾斜地での追従性に優れています。

    • フロントサブソイラー ザクリコについて

      畑地帯ではトラクタ車輪の踏圧によって地中にできる、硬盤の解消が課題となっています。ニプロはグランドハロー(ロータリー)の作業と同時に、トクタのタイヤ踏圧部に発生する硬盤を破砕することができる、フロントサブソイラー(呼称 ザクリコ)を開発しました。
      <特徴>
      ●ザクリコを通すことによって、トラクタータイヤ後方に発生する踏圧部を破砕することができる.
      ●サブソイラーにはバネによる自動復帰機構を備えており,障害物があった場合サブソイラー本体を破損から守ることが可能。また破損回避方法はシェアボルト方式ではなくバネによる自動復帰構を採用。作業の中断が無く連続作業が可能。●サブソイラー先端部に分離式のチゼルポイントを採用しているので、磨耗交換時のランニングコストを低減できる.
      ●取り付け位置を上下方向2ヶ所(刃先深さを爪下60mmと90mm、2段階に調整できる.
      ●サブソイラーはトラクタタイヤ後の踏圧部の破砕し膨軟にするため,タイヤ跡の耕耘爪の磨耗を軽減できる.
      <トラクタの踏圧問題とは>
      下図の通り繰り返しトラクタからの踏圧を受けた圃場はタイヤ跡から硬く締まった部分ができてしまいます。問題点としては、①根の生長の阻害、②硬盤層による排水性低下がもたらす湿害、③後作業(播種・移植)における硬盤にハンドルをとられる事による操行性能の低下等さまざまな弊害が発生します。
      <ザクリコの効果>
      踏圧部分がザクリコにより破砕されるため、根の生育がよくなる。このため、
      地中の水分を多く取り入れる事が可能となり干ばつにも強くなる。土壌に関しては土が締まって水分が浸みこまない状況が改善され、根が直接水に浸される状況の改善が図られるため湿害を予防できる。
    • FGRオプションについて

      オプションにより、ケージローラ仕様をパッカーローラ仕様に、パッカーローラ仕様をケージローラー仕様に組換えが可能です。
PDF形式でダウンロードいただけます。
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