ロータリーCX20シリーズ
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軽量化を図りマッチングバランス向上
- 機体質量の軽量化を図りトラクタとのマッチングバランスが向上。従来機のCX1810と比較して新型のCX1820は約15kg軽量。
- フランジタイプはニプロ新型ラセン配列を採用。理想的な爪配列で均平性が向上(当社比)
- チェーンケースガードを熱処理加工し耐摩耗が向上。当社比約5倍。
- フローティングシールを採用し耐久性に優れる。
- 均平板最上げ時ロック・解除がワンタッチでおこなえる。
- フランジタイプ、ホルダータイプ(型式末尾H)を標準設定。
- 豊富なアタッチメントをオプションとして用意。
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フローティングシール採用
建設機械などに多く使用されているシールです。Oリングと特殊鋳鉄のメタルからなる構造で、その名の通り軸に対して浮いた状態でセットされます。Oリングの締め付けは耕うん軸に対してフレキシブルに追従し、シール性を保ちます。このため土砂、泥水などのシールに適し耐久性が高いのが特長です。耕うん軸両端に採用しました。
組ボルト
フランジタイプには爪交換が容易な組ボルトを採用しました。2本同時に取付けられ、共回りを防ぎます。
均平板最上時ロック機構
均平板最上のロック⇔解除が自動でおこなえます。
熱処理加工チェーンケースガード
チェーンケースガードを熱処理加工し耐摩耗性が向上しました。(当社比約5倍)
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ニプロ装着システム
ニプロでは主な作業機の装着装置については、トラクターへの着脱がワンタッチでできるJISオートヒッチ規格を採用しています。この規格は、標準3点リンクならどのトラクターにもセットできますし、区分が同じならばどの作業機にも装着可能な便利なものです。また、この装着方式をご要望に応じて3種類に分け、それぞれ型式も別にしています。
<カプラの種類>
<オートヒッチの区分>
フローティングシールについて
フローティングシールは建設機械の足回り等の過酷な環境下で用いられるシールです。
同形1対の摩耗に強いシールリングとOリングから構成されています。
ハウジングに接触しているOリングによりシールリングはハウジング中央に誘導され、組立状態図のピンク部分のように軸に対して浮いた状態となるため、フローティングシールと呼ばれています。
固定側と回転側は摩耗に強い1対のシールリングの面接触で気密性を保持していますので、耐久性に優れ劣悪環境下での信頼性に優れいています。
交換の際は、面接触部分に微細なゴミ等が着かないようにする必要があります。その場合、短時間でオイル等の漏れが確認できますので、面接触部のクリーニングを行ってください。
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